桐ノ院整体院サルベージ倉庫

2009-2011頃のロザンライブレポ倉庫です

3組3様ライブ④(おわり)

 

暗転した舞台にまた6人登場。…ん? 着替えてる?
照明点灯。Tシャツとジャージに着替えてる3組! FUJIWARAは赤、野生爆弾は青、ロザンは緑。
かわいーかわいー体操着姿の2人かわいーよー(泣) 宇治原さんのジャージがぶっかぶかで(でも裾は短め。足、長っ!)、華奢な人の着るゆったりした服の可愛さときたら! 菅ちゃんはこういう格好になるとスリムに見える。
フジモンひとりがTシャツの裾をインにして、思い切り股上を上げていてみんなに突っ込まれるw でもなんか私、ああいうちょっとオッサン体系の人のダサめのリラックスウエアって好き。ゆっきーなはああいう姿をいつも見てるんだろうな、と思うとどきどきしちゃう。ごく個人的に、あのカップルは悪くないなぁ、と思っているのです。

FUJIWARAのコーナー。「振り付けましょう」だったかな? なんかボカンを思い出しました。「ノリきりまshow」とか。ルールは簡単。いきものがかりの「じょいふる」の歌詞に合わせて振り付けを考え、最後にみんなで踊ろう! という明るく爽やかなコーナー…だけど、あの場にいたロザンファンの頭の中は「菅ちゃん大丈夫?」でいっぱいに(笑)

まずは1回曲を聴いてみる。ポッキーの曲や、と菅ちゃん。
♪だだだだだだ…というドラムの前奏から振り付けを考える、と聞き、早速色々案がでる。ダンスの得意なFUJIWARA2人がキレのある動きを提案するが、難しくてみんな四苦八苦。そこで菅ちゃんがその場でランニングするように足踏み(まさしくダダダダ、て感じ)して「こんな感じは?」と。フジモンはじめ皆に「ダサっ!!」と言われてしまうw
でも結局その案が採用されて、だだだだだ、の部分で袖からメンバーが中央に集まってくる、という形に。
集まってどうするよ、とまたわーわーやってたら、黙っていた宇治原さんが口を開き、中央に集まってきたら三角形(センター1人、2列目2人、3列目3人)にポジションとったらどうでしょう、6人いますし。と提案。

宇「僕らWEST SIDEやってたんでね」w
藤「何年前の話しとんねん!」www

一応フジモンが突っ込むけれど、皆そうだそうだ、WEST SIDEで踊ってたやつにまかせとこ、と素直に言うことを聞く(笑)
さて最前列センターは誰が立つよ、とひと悶着あった後、袖から「だだだだ…」で出てきて(1回しゃがんで)中央に寄った時の、早いもの順で取ろう、ということに。
やってみると、相変わらず控えめなロザンは弾かれて最後列へ。最前列はフジモン、原西さん、むりやり入り込むくぅちゃんの戦いw
フジモンがロザンに向かって、お前ら最初からセンター取る気ないやろ!と怒る。菅ちゃんの手をつかんで、
「みんなお前を見たいんだから前でやらな!」ww
うわー。フジモンてば。この件についても後でまとめて触れます…。

いやそんなことないです、いいですから、と否定する菅ちゃん。とりあえずもう1回やってみることに。これで決まった組み合わせで本番もやるからとフジモン

再び「だだだだだ」と前奏が鳴り、袖から足踏みで中央へ→1回しゃがんで→更に中央へ。という動きをする6人。宇治原さんの動きは軽快ながら、もう最初から後列方向へ向かって走っているような。
菅ちゃんは、一応センター方向へ走ってくるが、途中の1回しゃがむところの速度が微妙なため出遅れる(笑)
フジモンセンター、2列目にも菅ちゃん間に合わない…と、思ったらくぅちゃん? ロッシー? がひょいっと(さりげなく。押されたような格好で)最後列へまわり、菅ちゃんが2列目向かって左の位置へ繰り上がって収まる形に。
あれ? という顔をする菅ちゃん。

「なんか僕、2列目とれた…(笑)」


ズキュウウゥゥン!!(←射抜かれた音)
複雑な表情ではにかむ菅ちゃん(オプション:体操服、一人称「僕」)見て、い、息がとまったよ…! 愛らしかー! がばい愛らしかー!

さていよいよ歌詞に振りをつけていく。最初のフレーズ『君の声を聞かせて』

菅ちゃん、耳に手をあて、山彦を聞くような格好で「聞かせて、だからこんなんちゃう? 聞いてる感じ」

…昭和! 菅ちゃん、センスが昭和(笑)
案の定みんなから古っ! とかダサっ! とか散々言われるのだが、やっぱり冒頭と同じようにフジモンや原西さんがそれをアレンジして、なんとなくそれっぽいダンスに仕上げていく。
「君の」で左耳、「声を」で右耳。「聞かせ」で頭を人差し指でさして頭上でぐるぐる〜。「てー」で、ボクシングのガードのような形で両腕を前へ出し顔を隠す感じ→その腕を観音開きのように開いて顔を出し、開いた腕は手のひらを広げてまた耳元。足はコマネチ風に開く。

…ダンスを文章で説明するってなんて難しいんだ…こら無理だ…
というわけで以下、ダンスの説明は省きます(笑)


積極的に案を出しては、何度も何度も真面目な顔して繰り返しフリを練習する菅ちゃん。ちょっと離れたところで黙々と練習するロッシー。宇治原さんは、最初にフリが出来上がったときに軽く動きを確認しただけで、あとはただただぼーっとしている(笑)
するとフジモンが「宇治原、お前もなんか考えろや! 俺最初からずっとお前のこと見てたけど、全っ然やる気ないやろ!」とさすがの突っ込みw

宇「僕、ダンスに興味ないですもん。でも言われたことは完璧にやります」wwww
藤「そんなんいうなら今のとこ踊ってみろや!」

で、おもむろに前に出てきて踊る宇治原さん。
完ww璧wwwしかもキレキレwwww

ここ私非常にツボだったのだが、「聞かせて〜♪」のところで両腕を最後耳の後ろに持ってくるところで、宇治原さんがものすごい変な顔してて!
お手本が原西さんだったからか、原西さんがよくする表情(目を見開いて、口をアイーンみたいな形にする)をなぜか宇治原さんもしていて、それがなんかもうドヤ顔の最上級みたいな憎たらしさで、私笑いすぎて直視できんかったwwwあんなにダンスうまくてスタイル良くて顔もかっこいいのに、芸人顔するととたんにブサイクになる宇治原さんが大好きです…!

ここだったかどこだったか、またWEST SIDEの話題になり、なにしろ僕うえすとさいどでしたから。と自慢する宇治原さんと菅ちゃん。それに対し宇治原さんには「ブサイク担当だったくせに」、菅ちゃんには「ダンス全然でけへんかったくせに!」みたいなニュアンスの言葉(うろ覚えすぎる)をフジモンが吐き捨てたときとか、面白かったなー。

あ、あとこれもどの場面だったか、というかほとんど何も覚えてないのだけど、菅ちゃんが天然でなにやら間違えて何か言ったとき、くぅちゃんが「それはこれこれこういうことだ」と間違えていることを指摘した。菅ちゃん、最初理解できなかったようで。頭1つ半くらいおっきいくぅちゃんの顔を、素で「?」って感じでぽかんと見つめて、しかしほんの数秒後、自分の間違いに気づいた様子で、ハッとした顔→あちゃー、みないな満面の笑顔、にみるみる変わっていった。その笑顔が…! も、倒れそうになるくらいキラッキラで…!
さっきのコーナーであれほど菅ちゃんをいじっていたくぅちゃん。この場面も、間違いを指摘する、というダメだしの場面だったのに、菅ちゃんの笑顔を見て

「可愛い! 抱きたい!!」wwww


続き。『さあ冒険してみない?』
これも菅ちゃんが、「冒険やから、望遠鏡覗いてる感じ」と両手で眼鏡をつくって覗き込む。また皆からダサいとかベタすぎるとか罵られる菅ちゃんww でもやっぱりそれを基にロッシーが付け足してフリが出来上がっていく。

このコーナーのロザンふたりの様子っていうのが、ほんとにそれぞれの性格を現してるなぁ、とうっすら感動さえ覚えながら眺めてしまった。
菅ちゃんは、実際踊るのは苦手なのに、物怖じせずばんばんアイディアを出していく。ださいと言われても気にしない。対する宇治原さんは、見事なまでに自分からの提案は何もしない。なんか考えろと言われても気にしない。たぶん「ここはもっとこうした方が」とかそういうことは得意だろうけど、1発目の案は本当に「無」なんだろうなと思う。0から1を作る菅ちゃんと、1を100にする宇治原さん、って良く言うけれど、まさしくそうなんだなー、と。
菅ちゃんは、ひらめいたアイディアを同じ方向へ膨らましていくことはできるけど、それだけだと一直線になりすぎる気がする。まったく発想を変えて「それならこういうのも考えられるのでは」って他の方向を提案できるのが宇治原さんなんじゃないかなぁ。と、勝手に色々想像するんだけども。なんにせよ、ほんとにふたりはそれぞれの苦手を補える、良いバランスなんだろうな。

『楽しいことはじめよう』
楽しそうな感じやん、と言ってフジモンが手足を交互に光速で出す(片足を軸にして)ハイレベルな踊りを披露するが、菅ちゃん「無理やって〜(泣)」…うん。無理だと思う(苦笑)
でも一応やってみる菅ちゃん。フリは覚えているけれど、明らかにテンポについていける気がしないww
結局。手を後ろに組んで片足ずつ出す単純なものに。なんやかんや練習しているうちにフジモンが疲れてきて「もうこれでええわ」と、手を後ろで組んで、リズムに合わせて首をウンウン動かすだけの省エネモードに変更w

『遊びたい! ぜったい! とぅ たい たい たい!』
ザ・原西さん! という動き(笑)
コミカルな動きのはずなのに、何故か宇治原さんがやるとスマートに見えて、菅ちゃんがやると不器用で可愛く見えるのはファンフィルターですよねそうですよね。

『あいわな JOY と JOY と JOY と POPなベイベー』
ここでもまた菅ちゃんが「J」「O」「Y」を人文字でやるのはどうだ、と提案。最初のJOYが菅ちゃん&宇治原さん、次が原西さん&ロッシー…というように、交互にやることに。
菅ちゃんが「J」と「O」を1人で表現。手でJの形を作り、足でOを。宇治原さんはP。かわいい!
菅ちゃんの「J」の字が、何度やっても逆になってしまうw ゆっくりやってるときはいいのだが、ちょっと曲に合わせてみると必ず逆に…。本人はいたって真面目なのだろうがその流れが天丼になっていて、あまりにも不器用でおかしいやら可愛いやらでまた涙が出てくる私(笑)
隣にいた宇治原さんファン(もちろん「ロザン」が大好きだけど、基本的に視線は宇治原さんを追う)のRさんまで、そのくだりは菅ちゃんにくびったけww なんで逆になっちゃうの〜? かわいい〜! ってw
間違う度に客席のお客さんが「逆!逆!」と口パクで指差してジェスチャー。私も菅ちゃん側だったので思わずやってしまったほどw またそれで、なんでやろ、って首ひねりながら照れ笑いして直すその姿が…姿が…(泣)ちょっとごめんトイレ行って泣いて来ていいかなあもうだめ私ホントこの人のこと好きだわ。

「こうやんな! こうやんな!?」と事前にしっかり確認するのに踊りだすと間違えてしまうので、とうとう菅ちゃんは、目の前にいたお客さんに「ちょっと「JOY」のところ来たらそこでやっててくれへん? それ鏡にしたらできるから」とお願いするw う、うらやましい…! けど最前列の人は多分ロザンがゲストとわかる前にチケット買ってるからFUJIWARAファンだと思うw お客さん、恥ずかしいのかちょっとためらっていたら、くぅちゃんが「菅ちゃんがやれっていってるやろがぁ!」と吼えるw ひでえww

「POP」も人文字でやることにしたのはいいが、ベイベーはどうするよ、という話が煮詰まってきたところで、突然無言で舞台袖にはけていくフジモン。皆、なんだ? という顔で袖の奥を見やる。程なくして戻ってきたフジモンの手には、赤子狩りで使ったあの人形がwwww

藤「ベイベー持って来た」wwwwww

結局、JOYと…のところはフジモンとくぅちゃんがセンターで人文字係の組を交互に指差し(これがまたキレがあってかっこいい!)、「POPな」でくぅちゃん、しゃがんでスタンバイ(人形を手に)。
「ベイベー」で、太陽がゆっくり昇ってくるかのように、中腰のフジモンの背後から人形を持ったくぅちゃんがニューっと出てくる…という流れに。このときのくぅちゃんの表情が絶妙! ものっそい笑顔で、人形を見せびらかすように持って、にゅる〜って出てくる様が異様に面白くてまた酸欠に…!

『JOY と JOY と JOY と HAPPYなピーポー』
また舞台袖に歩いていくフジモン。残りの赤子4体も全部持って再登場ww

藤「ベイベーがいっぱいおるからピーポーやろ」wwwww

ベイベーの時と同じように、くぅちゃんが赤子5対を鷲掴みでドヤ顔しながら見せびらかす振り付けに(笑)この赤子が、使われない時ものすごくぞんざいに扱われていて、ホワイトボードに黒板消しのように置かれていたり、ボードの足の部分にひっかけて干されてたり、床でうつぶせになっていたりでなかなかに悲惨な光景w

これで一応歌詞のある部分の振り付けは終了。後奏が少し残っているのだが、ここでフジモンが、終始ぼーっと受け身で、皆の言うことに笑っているだけだった宇治原さん(でも踊りは完璧)に、お前今まで何もやってないんだから最後変顔しろ、と要求。後奏の間5人が手をひらひらさせて宇治原さんの顔を隠すから、最後のシメ(「じょーい!」って掛け声付き)で変顔を晒せと。
宇治原さん、できませんて! と最初は拒否するが、なんかだんだんノリノリになってきて「そんな最後のおいしい部分僕がもらってエエんですか?」などと言い出す始末w
勘ぐったらきりがないけど、フジモンは実際、宇治原さんを美味しくさせようとしてたんかもなあ。と、それも後述。

くぅちゃんが、ちょっと変顔俺だけに見せてみて、とお願いし、宇治原さんは客席にお尻を向けてくぅちゃんと向き合う。
瞬間、爆笑しながら崩れ落ちるくぅちゃんwww くぅちゃんがこんなに普通に爆笑してるところ初めて見た気がするw
どんなん? そんなに面白いん? と皆に聞かれたくぅちゃん、ヒーヒー言いながら

くぅ「おもんなさすぎて、おもろい…」wwww

皆で、どんなんや、とwktkしながら袖にハケていく。いよいよ通しの本番。


だだだだだ。と寄ってピラミッドの陣形へ。ちょっとグダグダだけどなかなか良い感じ…と思っていたら、菅ちゃん、「J」で頭がいっぱいだったご様子で、『遊びたい』くらいでフライング「J」を作ってしまう(笑)
それであたふた誤魔化しながら、本当の「J」の部分に差し掛かると、やっぱり逆にやりかけて、さっき頼んだお客さんがちゃんとやってくれてるのを見て慌てて修正ww
後奏。ひらひらと舞う手のひらで宇治原さんの顔が隠され、最後の決めポーズ!


微 妙 す ぎ る 変 顔www

確かに面白くなさすぎて面白い!wwまた涙でてきたw
さっきの、踊ってる時自然にしていた顔のほうがよっぽど変でしたww
おもんない、と5人に怒られるけれど会場を指差して「めっちゃウケてますやん!おもろいんですよ!!」ww

いまいちうまく踊れなかったなあ。という反省会になり、おい菅ちゃんどうだった? と聞かれ「まあまあできました」と答えてしまう菅ちゃんw
うそつけ! と責められた上、お前正しい向きでJやることに気ぃとられすぎて、全然関係ないところで「J」やってたやんか。と宇治原さんにもチクられる(笑)

よし最後もう1回やろう、ということになり、またそれぞれ一度舞台裏へ。と、帰りかけたフジモンが、「宇治原、宇治原!」とすでに奥に引っ込んでいる宇治原さんを呼ぶ。なんすか? と言ってまた歩いて舞台に出てくる宇治原さん。

藤「次、さっきのやつと顔変えろよ」

言われた宇治原さん、ふにゃ、って笑ってフジモンの方を振り返りながらまた袖へ…。
ここ、なんてことない場面なんだけど、なんかすっっごいキュンとしたのだ。呼ばれて出て来たときも、振り返りながら帰っていくときも素っぽい表情でそれがほんとにかっこよくて…。どうしようごめんなさいやっぱり宇治原さんも大好きです。

そうしてラストダンス。1回目よりずっとスムーズで、菅ちゃんのJもお客さんのおかげでバッチリ、そして宇治原さんの変顔は変わらぬクオリティーの低さ(笑)。
これ、普通にこのままポッキーのCMになっても良いんじゃない?ってくらい、上手で本当に面白かった!


そしてそのままエンディング…あっ書き忘れてた! ロザンのTシャツは緑(汗が目立つ)だったので、菅ちゃんがどんどん汗をかいていくのが目に見えてわかってものすごくときめいた。最初うっすら脇汗かいてきて、JOYの繰り返しで手を上げる度に脇汗が広がり、背中も湿ってきて、最終的に胸元も若干汗ばんでてもうドッキドキ。代謝いいよねーそういうとこも大好き。菅ちゃんに体操服貸してビッショビショにされて返されたい。すみません変態で。

エンディングは思いのほかあっさり。ロザンが3日のトークの告知。仕切り役のフジモン、最後のシメも「今日はロザン、来てくれてありがとうな」

何度見ても、閉じていく幕の中、クールに微笑む宇治原さんと、手を合わせてお辞儀をして(あの仕草大好き)柔らかい表情で両手を振る菅ちゃんの姿が大好きだなあと思った。好きだなあ、大好きだなあ。何度言っても足りない。


ようやく終わりました。タダでさえ長いのに遅筆ですみませんでした。激励のコメントをたくさん頂きまして本当にありがとうございます。
以下、途中でチラチラ触れてた雑感。


長々と書いたが、この公演全体を一言で表すなら「いいもん見たなあ」である。オープニングで6人が「大阪で、baseでやってたメンバーやからね」って話をしていたけど(その時点で感動で震えたよ)、そういう先輩と一緒だとロザンってこんな表情するんだ…というのが見られたのが本当に嬉しかった。宇治原さんがね、くぅちゃんの笑いがツボらしくって、何かくぅちゃんがしゃべる度にすごく良い顔して全身で笑うんだ。そういう目で見ているからだというのはわかりつつ、その様子がなんだか「弟」っぽくて。すごく大人なんだけど、生意気言って拗ねてみたり、かと思えば甘えてみたり、でも兄ちゃんのことが大好きな弟という感じ。菅ちゃんももちろんのこと。なんというか、一番後輩だから当然気を使っているのもわかるんだけど、のびのび楽しんでいるというか…。
そんで、FUJIWARAも野爆も、本当にロザンを可愛がってくれてるんだなあ、というのがしみじみ伝わってきたのです。だからロザンもあんなにリラックスしてたのかなと。

そして思うのは、オープニングもエンディングも「今日はロザン、来てくれてありがとうー」だったこと。

ロザンをかわいがってくれているのももちろんあるだろうが、今日の色々は、FUJIWARA野生爆弾の、客層の空気を読んだ熟練の技であったと思う。私はどうやったってロザンファンの目線になってしまうから、勝手に想像しているだけかもしれないけれど。
くぅちゃんのあの無軌道なようでいて、実はものすごく色んなことに配慮している様。あくまで野生爆弾の色を出しながら、ロザンが目立つように目立つように、さりげなーく持って行ってくれていた気がする。
そしてフジモン。参りました。すごいんだろうなと思っていたけど、こんなに凄いとは思っていなかった。どんな細かいことも拾って、ちゃんと面白くして。時間通りの進行もこなす。ひな壇であれだけ目立つっていうのが、どれほどのパワーなのかが良くわかりました。
贔屓目抜きに、ロザンファンの率が高かったと思われる会場。その会場が、どうしたら一番盛り上がるか。どうしたらお客さんが一番楽しんでくれるか。そういうプロの仕事というのを見せ付けられたような気持ち。きっとそんな方針などは打ち合わせているものではなくて、6人それぞれが、舞台に立った瞬間に感じて、そしてそのようになったのだろう。
これがお笑いの世界なんだな。このひとたち、すごいな。

これ以上ない位の笑いと、プロフェッショナルの凄みと、色んなものを見せてくれてありがとう。本当に良い公演でした。