2009年9月28日「ロザンのトーク」第1回

自分語りで申し訳ないが、私はものを覚えるとき「絵」として記憶をするタイプである。例えば試験では「教科書見開きの左上2行目くらいにあったな〜」と、頭の中に画面メモした映像を拡大して検索する感覚だ。逆に言うと、耳から聞いたものを異常な程覚えることができない。ラジオが一番苦手な媒体で、実はガクショックもかなり必死にメモを取ることでなんとかしているほどである。大好きなロザンが話したことなのに、メモして無い部分は何も覚えて無かったりする。（耳からの情報に弱い、というのはやはりADDに見られがちな症状でもあるようで。子供の頃から親も不思議がっていたが、なるほどなあ）

なので、正直な話、トークライブはレポできないかな、と思っていた。ところがどっこい。終わってから振り返ってみたら、自分でも引くぐらい何もかも覚えていたのである（笑）

なんでかな。と思ったら簡単な話で、ラジオと違ってライブは目の前に実物がいたわけだ。眼を閉じると、ふたりの表情、体の動き、汗、つばが飛んだ瞬間…すべての映像がたっぷり2時間、連続写真のように脳の中に保存されている。その画像から、その顔から、ふたりが何をしゃべっていたのかを思い出すことができたのだった。

そして何が言いたいかというと、ロザンも初めての経験だったという「トークライブ」というものの醍醐味は、つまり動いて話をする生きた彼らの表情を見ることができることなんだなと。彼らの笑顔で客席も笑顔になり、楽しそうに話す呼吸と一体になることができるのが、たとえ仕事が辛くなろうがお金がかかろうが何事にも代えられない価値なのだ。いや、今更言うことでもないのだけどね。でも本当に、サッカーでもお芝居でもなんでもそうだけど。生の感覚は理屈じゃなく気持ちいいのです（非エロ的な意味で）。
例えばトーク中に、宇治原さんが渋谷のBEAMSに買い物に行った話があった。これ、文章にしちゃうと「パンツ（下着）が欲しくてBEAMS行ったらレディースしか売ってなくてがっかりしながら外に出たらメンズ館があった。渋谷のBEAMSってデカいんだなスゲー」っていうどうでもいい話にしかならないｗ　でもあの場では、オーバーなジェスチャーで熱弁する宇治原さんの顔つきや言葉の強弱、そして菅ちゃんの相槌が合わさってめっちゃめちゃ面白かったのだ。そういうのが、伝えきれない。伝えきれないですごめんなさい！(泣)
ロザンファンの皆様。ごめんなさい。私がここでお伝えできるのはきっとどう頑張っても「内容」だけで。だから、せめて会話多めで、かつ私の気持ち悪いトキメキ視点を入れるようにします。（いるのかそれ？）

開演前。緊張で手の汗が止まらない。
緞帳が開くと、チャゲとASKAの距離（2m10cm）くらいに離れた椅子が2つ。ええっ、まさかあそこに座ってしゃべるの？　いややそんなの〜！　遠いよ〜！
…と、思っていたら左右からわかれてふたりが登場。ため息が少しだけ黄色くなってしまったのが恥ずかしい。そして椅子は完全に無視でスタンディングでトーク開始ｗ　もうロザンすぎるｗｗ

観客数が多いことを喜び、クイズ効果ですね〜、いやいや京大芸人作家先生効果ですよ〜といやらしい感じにお互いを貶めｗ、品川花月としてもロザンとしても純粋なトークだけのライブは初めてだという導入。

菅「あの、最初に言っときますけど、今日最初から最後まで僕らしか出てきませんからね！？」
宇「シークレットゲストとかありませんよ」

会場、拍手ｗ　そりゃそうだ2時間ふたりだけを見たくて来たんじゃい！

菅「僕たち普段から楽屋とかでもよくしゃべっちゃうんで（←サラッとこういうこと言うのが好きだ）」、トークライブで話すことがなくならないようにいくつかわざと黙っていることがあると。先日もタクシーの中でうっかりそのとっておきの話をしそうになって、不自然な感じに会話をやめてしまったと。
菅「そうそう！　そういえばさ！（ハッとして）…なんでもないわ（憮然とした顔でｗ）」
その時の状況を再現するふたりｗ　ギクシャクした空気が流れた、と言ってお互いそっぽを向いて舞台の上の椅子に座り、宇治原さんはタクシーの窓を開けて寂しそうに外を眺めるパントマイムしたりしてｗｗ　すげえ！　即興のコントだ！！ｗ　もう例の離れた椅子がコントの小道具になってます。

ずっとしゃべりたかった！　やっと言える！　ときゃいきゃい言う菅ちゃんと、苦笑いの宇治原さん。ああああもう！　見て!　これがロザンだよ！！

ここからは、時系列がバラバラだし、書いているときりが無いので特に笑った＆キュンときたシーンを。しかしどの場面も削れる気がしない不安。

■宇治原さんはプライドが超高くて、しかも勉強だけじゃなくてすべての事に「ここまで出来ていたい」ラインがあるという菅ちゃん。
会場「あ〜〜」ｗ
宇「あー、ってなんや！　俺の何を知っとるんや！！」ｗｗ
菅「ここまで運動できたいとか、ここまで酒飲めたいとかのラインがいっぱいあるんやけど、俺からみたら全然届いてへん。それなのに頑張ろうとするから粗相するんやて」
会場「（囁き声で、でも揃ってた）そそう…（笑）」ｗｗ　遅刻のことですねーｗ
宇「粗相て！　なんか漏らしてるみたいに言うな！」

■宇治原さんのやらかし話から、菅ちゃんは真面目という話題に。ある日宇治原さんがタクシーに乗っていたら、太ったことを気にして黙々とウォーキングする菅ちゃんとすれ違ったとｗ
宇「黒ずくめのサウナスーツみたいの着て！　汗ダラダラ流して！」
宇治原さんの横を綺麗な姿勢で通り過ぎたのを、舞台の端から端まで歩いて再現する菅ちゃんｗｗｗ
ていうかタクシー乗ってる状態で、そんな黒ずくめの人を一瞬で「菅ちゃん！」って気づく宇治原さんはなんなのかと。

■「俺、めっちゃ可愛いよ！」主張する宇治原さんｗ
俺ショートケーキとか大好きやし！　コーヒーもカフェオレしか飲まれへん！　菅なんてコーヒーはブラックでガバガバ飲むわ、焼酎もゴブゴブ飲むわでオッサンやないか！　と。ってか宇治原さん、無限大でも菅ちゃんがブラックコーヒー飲むことに悪態ついてたけど、たいして突っ込むところじゃないそんなポイントにこだわるのは、きっとブラックで飲めないことがコンプレックスなんだと思うｗ

■とにかく菅ちゃんは腹を割らないと。
納得する会場。菅ちゃんは絶対にある程度以上は自分を見せないよなぁ。
自分は彼女の話を菅ちゃんにする（相談したりもするｗ）のに、菅ちゃんはいっさいしないと拗ねる宇治原さん。
宇「俺の知ってる限り、お前は誰にも腹を割ったことがない！ 『菅さん今日、腹割りましたよ』って話いっかいも聞かへん！」ｗｗ
今日のトークの間に腹を割ることが目標や！ と勝手に決めつける宇治原さんｗｗ

■ホワイトボードに、それぞれが考えてきたトピックスが。ふたりとも共通していたのが「東京」。このテーマは、色々な話題がでたので箇条書き。

・家選びの時の絶対条件、近くに何が必要？
・ホテルア○ビスの周辺のコンビニで宇治原さん大人気
・菅ちゃんの主張するコンビニ接客の良し悪し
・宇治原さんのタバコの箱数まで覚えてくれてるのに毎回ポイントカードの有無を聞くマニュアルを守る店員
・東京のマンションの設備についての自慢し合いｗ

などなど。印象深いのは、家の近くに何が必要かという話。菅ちゃんは無難にタバコの買えるコンビニ、と言うが、宇治原さんは「薬局」と強く主張。シャンプーやらティッシュペーパーみたいな雑貨がなんでも揃うのは薬局や！　と。
菅「そんなもんコンビニでもなんでも買えるやん」
宇「（眼をむいて）あなた！　コンビニでティッシュ買うんですか！　印税いくらもろてるんですか！　あんなもん定価やないかい！」
菅ちゃん、そっちこそクイズで儲けてんだからそんくらい気にならんやろ、と主張するが、ああいうもんこそ積み重ねで財布に打撃がくる、と主婦みたいなことをいう宇治原さん。
菅「まあ、コンビニのんは種類も少ないしな」
宇「そうそう、シャンプーとかもエエやつがないし」
菅「ああ、ティッシュなら鼻セレブとか？」

宇「（眼をむいて）鼻　セ　レ　ブ　!!　あなた印税（ｒｙ）　あれはここぞというときのもんや！　めっちゃ花粉飛んでるときのもんや！」ｗｗｗ

宇治原さんは鼻炎でティッシュたくさん使うから、薬局オリジナルの5個パックなんかが必需品だと。
で、今の家の周りには、そういうなんでも売ってる薬局が無い。検索したら隣駅にマツキヨがあったので、
宇「しゃあないから行ったんですよ、一駅、電車乗って」ｗ
うーわ、「マツキヨ行きたいがために電車に乗る宇治原さん」の図を想像したら、可愛すぎてちびりそうになった。 もし私が彼女だったら、帰ってきた宇治原さん抱き締めて「よくできましたね〜v」って言ってしまいそうｗｗ
宇「でも見つからないねん。しばらく俺、駅の周りウロウロして（←この姿も想像するとry）、よく地図見たら駅の中に印があるから、あ、駅構内にある店なんかなー、と思ったら」

宇「駅構内のマツキヨ、って、わかる！？ こんくらい（ホワイトボードを全身で示して）しかないねん！ しかもその半分が化粧品！」ｗ

宇「俺、もう腹立ってきて（奥歯噛み締めながら言ってたｗ）ムカついてしゃあなくて、ああもうタクシーのったろ、と思ってタクシー乗って家に向かって。そしたら、駅と家とちょうど中間くらいにものっすごデカい薬局が見えて」

宇「（大声で）とーーめてくださーーーい！！」ｗｗ

『タクシー降りてガンガン商品を選んで右手左手両方に買い物袋握りしめてタクシーに戻って鼻息荒くドッカリ座る』ジェスチャーをまた流れるようにパントマイムで表す宇治原さんｗｗｗ また椅子活用ｗｗ

これ、たぶん伝わってないと思うが(苦笑)、宇治原さんの話術をすごく感じた流れだった。
トーク全体通して思ったのは、菅ちゃんと宇治原さん、どちらも違った形の巧みな話術だなあ、ということ。
宇治原さんはアクションが大きく、小芝居を入れたり、豊富な言葉でポンポン畳み掛けるように笑いを重ねて行く。
菅ちゃんは表情、声色、そしてなんといっても「ため」を絶妙に使ってメリハリのある表現をする。言葉選びのセンスは2人とも共通。
見ているとやっぱり、ああ、菅ちゃんがボケの人の間合いで、宇治原さんはツッコミの人の間合いだなあ、と感じた。宇治原さんが前、仲のいい芸人はツッコミが多い、なぜならよくしゃべるから。と言ってたけどまさに。おもろいなー。
あと、ふたりの目線も違う。菅ちゃんは、かなり頻繁に客席に目線を向ける。意識的に観客ひとりひとりにアイコンタクトをしているし、同時に反応をうかがっているような思う。
宇治原さんは、もう基本、ずーっっと菅ちゃんを見てる。やっぱり宇治原さんはツッコミだから、菅ちゃんの動きや間合いを常に意識してるのかなーなんて。ふたりの距離感は本当に面白いなあ…

■京都の科学館に行った話。
パラボラアンテナ（音を集めるアンテナが、離れた場所に向かい合わせで置いてあって、それに向かってしゃべると遠く離れたもう片方のアンテナから声が聞こえる、というやつ。私は名古屋の科学館でやりました）に向かって菅ちゃんが「こんにちわ」と言ってみると、もう片方に幼稚園児の集団がいて、わっ！　なんか声がするよ！　誰かいる！　と反応が帰ってきたそうな。そのうちひとりが「誰？」と返事をしてくるので、
菅「パパだよ」ｗｗ
すると子供、大興奮で「えっ！パパ！？」と大喜び。子供好きな菅ちゃん「そうだよ、パパだよ。見に来たんだよー」と、例の子供に話しかけるときの甘〜い声で続ける。
子供は喜びつつも、でもパパお仕事は？　大丈夫？　とやたらと心配してくる。

菅「お仕事は大丈夫だよ、見に来たんだよー、ってしばらく答えててん。そしたらな、その子が」

菅「でもパパ、いま『ガソリンスタンドでアルバイト』してるんでしょう？　大丈夫なの？　…って…（笑）　俺めっちゃ切なくなってもうたわー」ｗｗｗｗ

これはｗｗ普通に「すべらない話」とかで言ってもいいと思うｗ
ふたりで、切ないなー。これ切ないなあー。と苦笑していると宇治原さんが

宇「あ、俺もある！　お前のほどのじゃないけどこないだあった。ほがらかせつない話！」

「ほがらかせつない」ってどんな形容詞だｗｗ　こういう、言葉遣いに語彙の豊富さとか頭のよさやユーモアがチラ見えする人が大好きなのです。

新幹線で子連れの親子に声をかけられた宇治原さん。でも子供はまだちっさくて、あんまりわかってなさそう。お母さんが子供に「握手してもらいなさい」と言ったところ、子供は勘違いして宇治原さんの前で拍手をし始めたｗｗ

宇「子供やし、間違ってるって言ったらアカンし、もう俺どうしたらいいかめっちゃ悩んで。それで、その拍手してる手をこう（真剣白刃取りのポーズでパン！）と挟んでもうてん。子供、ビクゥー！　てなって（手を思いきり振り払う仕草）ｗ」

菅ちゃん、爆笑ｗ　あのいつもの甲高い「ヒャハハハ」ってのけぞって笑うやつがトーク中何回もあって、その度においらものけぞりましたよ可愛すぎて！
こういうことやろ？　と言って再現を試みる菅ちゃん。菅ちゃんが子供役でパチパチと可愛い拍手v　それを真面目な顔してパフッ、と挟んで止める宇治原さんvv　いい大人が向かい合って、かわいすぎるがなｗｗ

ところでこの宇治原さんの行動、まさに子供が苦手な人の思考回路。共感しまくったわ。まず握手と間違えて拍手する、っていうのがもう予測がつかない行動でびっくりして真っ白になる。これで大人だったら「いやいや、拍手じゃなくてｗ」って笑ったり、どうにでも対処できるけど、宇治原さんの言うように「子供だから言ったらまずい」って思ってしまう。もうそれが面倒くさい。子供が苦手な人って、別に嫌いなわけではなくて、なんか子供のことが「怖い」んですよ。「どうしたらいいかわからない」から。

おっと、また脱線。マジでこのペースだと1週間くらいかかるな…。

■ドラクエはじめたよ！
仕事が少し落ち着いたので、今更ドラクエを始めた菅ちゃん。3日ほど前から（笑）
「最近のドラクエすごいんやて！　だって自分で名前とかつけられんねん！」と興奮気味に語る菅ちゃんに皆「？」　大昔から名前は自分でつけられたぞ菅ちゃんｗ
なにしろまだ始めて3日なので、ゲームに対する理解度がだいぶざっくりしているｗのだが、それを身振り手振り交えて一生懸命（もっとゲームをしらない）宇治原さんに説明する様がもうホント、少年か！　ピュアかっ！　どうせ私は汚れてるわっ！　と訳のわからない卑屈な感情を覚えるほど可愛くて泣きそうである。
主人公の名前はもちろん「すがちゃん」ｗｗ

菅「すがちゃん、職業なんやと思う？」
宇「勇者やないの？」
菅「と、思うやろ！　すごいんやけど、すがちゃん、芸人やねん！」
宇「うそーん」
菅「ホンマやって！　旅芸人やねん今」

旅の目的もよくわからないと。普通だったら魔物を倒して世界を救う的な目標がわかってるはずなのに、今のところ人助けをしているだけだとｗ

宇「なにそれ。えっ　いつもお前タクシーの中とかでこうやって（座ってDSを真剣に眺めるモノマネ）やってんのってあれ、ただ人助けしてんの？」

菅「そうやねん。あんな、すがちゃんはもともと、天使やってん」

鳩が豆鉄砲、の顔で菅ちゃんを見つめて固まる宇治原さんｗ

菅「だからー！　すがちゃんは天使やってん」

みるみる「かわいそうな子」を見つめるような顔に変化する宇治原さんｗｗｗ　すがちゃんは天使やってんて、と同じ事を繰り返し言う菅ちゃんを、ただ黙ってへの字口で「アカン、こいつとうとう狂いよった」みたいな表情で見つめ続けるｗｗｗ
それもこれも菅ちゃんが、自分の名前を「ちゃん」付けで呼ぶことに何の違和感も感じさせない奇跡の33歳男子だからですｗ自分のことを天使とか言っても「まあ菅ちゃんだし…」と思えるパワーｗ

まあそんな天使だったすがちゃん（笑）は天使界にいたのだけど「地震かなんかで」地上に落ちてしまった、と。

宇「天界にも地震おこるんか」ｗｗ

天使のわっかも無くなり、とにかく人様にいい事をするともらえるご褒美みたいなんを集めていると。

菅「今4人パーティーでな。すがちゃんの他には「きょうだい（京大）」がおるねん」ｗｗ　会場爆笑ｗ　昔もクイズのゲームで主人公「うじはら」にしてたらしいけど、普通コンビでそういうことするか？ｗ

菅「京大は魔法使いやねん。賢くしたろ思って、なんか賢い種みたいの（賢さの種か？ｗ）拾ったら必ず京大に食べさせててん。せやから今、京大はむっちゃ賢い。あとな、「ふだい（府大）」も作った。府大は平均的なやつで、職業は武闘家」
宇「（笑）あとひとりは？」
菅「しょうそつ（小卒）」ｗｗｗｗｗ

菅「小卒は、盗賊。逃げ足めっちゃ速いでｗ」

この、学歴と職業の関係性ｗｗ　シビアだわ菅ちゃん〜〜ｗ

菅「服装とかも自分で選べるんやけどな、今、お前（きょうだい）の格好、めっちゃオモロイで」
宇「なに？」
菅「（笑いをこらえながら）ブリーフいっちょやねん」ｗｗ

テンプレ通りに「お前それわざとやろ！！」とキレる宇治原さんｗｗｗ　ワザとじゃなくて、それがほんとに今現在の魔法使いの最強装備なんやて！！　と、笑い転げながら弁明する菅ちゃんｗｗ

もうこのへんから、あ〜お前に見せたいわ〜。お前にめっちゃアレ見せたいわ〜、と、袖の方をチラチラ。話を進めていくものの、どうしても宇治原さんにDSを見せたくて我慢できなくなってしまった菅ちゃんはついにスタッフに「カバン取って来て」とお願いv
スタッフが菅ちゃんのカバン（ちっちゃ！）を持ってくると、うれしそうにDSを起動させる。

あのう…客席、どう頑張っても見えないんですけど…ｗｗｗ

菅ちゃんは「あーもう！　俺ずっとお前にこれめっちゃ見せたかったぁ！」とニッコニコで起動を待ち、宇治原さんも微笑んでじっと待ってる。キャラが画面に登場したらしく、宇治原さんへ画面をおすそわけ。ぴったりくっついてひとつのDSの画面を覗き込むふたり。…ローザーンーだああああ！　客席は完全に置いてきぼりだがこのトークに来ているような客はそんなロザンの様子がなによりも大好物、というかわいそうな人々なので、大喜びでその姿を見つめ続けるｗ

菅「これがすがちゃん。顔も自分で選べるねん。めっちゃかっこいいやろ」
宇「（笑）ウン」

菅ちゃん、またひとりで画面を操作して「きょうだい」を表示させ（もちろん爆笑付きｗ）、宇治原さんに見せる。

宇「（爆笑したのち、急にキレ顔になって）ってか、ブリーフの色、青やないかいっ！　白やと思ってたからビックリしたわ！！」

キレるとこそこかよｗｗ

なんちゅーか、ゲームしながらダベる中学生男子の部屋を覗いているような気持ちでした。とにかく子供みたいでくだらなくて、それが面白くて涙でそうなくらい笑った！！　とりあえず今週末私はきっとドラクエを買ってしまうことは間違いない（泣）

■菅ちゃんの同窓会
※この話題は美女裁判で訴えられた時のような菅ちゃん像が満載です。　菅ちゃんカワユイｖ　菅ちゃんは遊び人なんかじゃないもんプンプン！　という意思をお持ちの方は読まないことをおすすめします。

同じ歳くらいの普通に働いてる人ってものすごくちゃんとしてて驚く、自分はこんな（芸人）世界にいるからヒドイってことがよくわかった、と菅ちゃんが語りだす。
中1の1学期だけ通っていた長野の国立中学の同窓会に呼ばれた菅ちゃん。19時からの会だったが、仕事の都合で遅れ21時くらいに到着。もう、会場についた時点でうわっ超オトナ！　と思ったという菅ちゃん。
菅「男女にわかれてピシーって座ってんねん。オレら芸人の飲み会なんてそんなんありえへんやん！　2時間もたったらもう…こんな…こんな（腕をぐるぐるさせてカオスを表現ｗ）」
宇「とりあえず全員の隣にいっかいは座る感じやな」

そこから23時くらいまで談笑して、さあお会計、となったら600円やそこらだと言われる。「安すぎないか」と問うと、なんと「菅くんが21時頃来るって言ってたから、いったんそこでお会計したの。だから大丈夫」といわれたそうな。しかも菅ちゃんが到着してから先のお代も「自分たちもウーロン茶とか飲んでるし」と言って割りカンしてくれたのだと。
あまりに大人な菅ちゃんの同級生の対応に、会場も素直にため息。

宇「ところでお前、どうやって行ったん？」
菅「普通に、新幹線で名古屋まで行って、しなのに乗り換えて、3時間くらいかけて（笑）」
宇「よく行くなあ」
菅「いやそれがなぁ。俺、新幹線としなのに3時間くらい乗りながら、同窓会かあ、楽しみだなー、久しぶりやなーとか色々考えてたんやけど、そのうち7割くらいは、」

菅「あー今日、（同窓生の中の）誰かとエッチできるかなー　って考えてた」ｗｗｗｗｗ

菅「でも行ってみたらもう全然そんな感じじゃなくてみんなちゃんとしてるやん。もう俺、頭の中7割くらいはエッチできるんかなーって気持ちしかなかったから、ああ俺はなんて最低の人間なんや、って…」

宇治原さんは苦笑いしながら「まあ、同窓会とか行ったらね、初恋の人とか好きだった人とかね、どうなってんかなーって気持ちはまあ、あるわなｗ」とフォロー。でも菅ちゃんはそんなんじゃなくて誰でもいいからノリでいけそうな人とエッチしたかったんだろうなｗｗ
でもわかる！　わかるよ菅ちゃん！！　「同窓会なんて聞いたら頭の中の7割がエッチ」に大きく頷く私と同行者ｗ（あ、最後に触れますが実は今回、同行者（男性）がいたのです）
実際友達でも同窓会でエッチしちゃってそのまま結婚したカップルとかいるもんなあ。熱く語りたいが自主規制ｗ　個人的には地元でそんなことしたら次の日には町じゅうに広まるのでまったくそんな気になれませんが。（千葉の田舎って本当に田舎なんだぜ）

菅「ほんで、俺、1学期しかおらんかったけど、なんかすごい紳士だったんやて」
宇「紳士？」
菅「俺はほら、男女みんなとしゃべるやん。だから明るくて、優しくて、紳士ってイメージがあんねんて」
宇「ほう（笑）」
菅「みんなそう思ってて、菅くんは優しかったよね、とか菅くんはすごいね、とか褒めてくれるんやけど、」

菅「（申し訳なさそうに、悲痛な感じで）俺、エッチしよう思ってたんやでー！！　誰とは言わんけど（見回して、両手を広げてｗ）エッチしたろと思ってたんやでーーー！！」

はｗｗらｗいｗｗてえｗｗ

俺なんてそんな人間やで！　ってそんなこと言えるわけもなく、当然そんな聖人みたいな優しい旧友にそんな気もおこらず、ただ自分がいかに最低かを気づかされてショックうけたわー、と菅ちゃん。

菅「ほんでな、菅くん明日何時に帰るの？　って聞かれたから11時くらいには、って答えたら、『じゃあ、じゃーあ、（手を口の前で合わせて、くねくねと、かわいらしい女の子の仕草で）明日の9時に、学校に集合しない！？』って（笑）」

それで本当に朝10人くらいで集合して、母校に行って教室に入り、あの頃と同じ席に座ってみようよ！　と机に座って皆で写真撮ったりしたそうで。な、なんて健全！！　さ、30歳越えてる人たちですよ！？　そうだなー、そりゃ、軽々しくエッチしたらバチがあたるわｗ

帰りの電車で、なんかめっちゃ楽しかったなあ。みんなに会えて、学校とか行って、めっちゃ楽しかったなあ。でも何でこんなに楽しかったんやろ？　とぼんやり考えていた菅ちゃん。

菅「そこで、ハッ…としたねん。そういえば同窓会も学校行ったときも、みんな「1年の1学期」の話しかしてへんかった…って」

これには会場も、感動の「わー…」というどよめき。またこの時の菅ちゃんの口調が、ここぞという時の稲川淳二みたいな感じでｗなんだかゾクゾクっと。すごい、すごすぎる…。その場にいた全ての人は、3年生まで同じクラスで持ち上がりなのに、菅ちゃんの参加していない修学旅行などの行事の話も全くすること無く、ただ「1年の1学期」っていう短い期間の、菅ちゃんと共有できる思い出だけ語ってくれていたのだと。だから菅ちゃんはまったく疎外感を感じることも無く、楽しいばかりだったのだと。

菅ちゃんの「すぐイク」未遂話かと思いきや、最後は本当に感動のエピソードで締めくくられたのでした。
この「長野の国立」は京大芸人の中にもけっこう詳しく書いてあって、実験的な教育を行っていることが紹介されていたが、ああいう教育を受けるとこういう人たちが育つのかな？　と興味深かった。いい学校なんだろうなぁ。としみじみ。宇治原さんも「そんなにみんなちゃんとしてるのはやっぱ、国立（偏差値高い）だからや」と言っていた。俺なんて中学までは普通の公立やから、同窓会行ったらいろんな人おったで。ニートとか。という話をしていましたｗ

あとのエピソードは軽く紹介だけ。ラジオで言っていた話など含めた色々。

■宇治原さんのお父さんの話
芸人になることを反対していた（たぶん今でも納得はしていない）お父さんが、いきなり電話をかけてきた。しかも芸人活動についてアドバイスする風に。なんだ！？　と構えたら「お前、テレビで彼女がいるとかあんまり言わないほうがいいんじゃないか？」ｗ
お父さんの部下に宇治原さんファンがいて、宇治原さんの「彼女いる」発言にショックをうけていたんだとか。もういい歳だし、彼女いるのを隠さなきゃいけない職業でも無いし…。という宇治原さんに菅ちゃんが「でもまあ、微妙なところやな」とちっちゃく言っていたのが印象的。

■菅ちゃんちの写らないテレビ（宇治原さんから貰った）続報
写らなかったのはなんでか理由がわかった話。これにて完結。

■電気を止められた菅ちゃん
同行者が隣で私を見て吹き出してた。ええどうせ私は3回も止められてるその道のプロですがなにか？　慣れると懐中電灯ひとつで読書しながら晩酌もできますぜ旦那ｗ

■base時代の菅ちゃん
summer smileの打ち上げですっちーとストリートファイトの真似事をした菅ちゃんが、お遊びなのに本気パンチを入れてすっちーをぶっ倒してしまった話ｗ
■最近キレやすい宇治原さん
・たい焼き（中身がお好み焼き）をめぐる攻防
・新幹線に木村佳乃がいたらしいが…
ふたつとも後輩がらみ。たい焼きは天津木村、新幹線は麒麟川島。同じ車両に木村佳乃がいたことを教えてくれず、新幹線を降りてから「そういえば木村佳乃さんいましたね」という川島に「なんで乗ってる時に教えへんねん！　そんなん俺だって見たいやん！　そんで言わなかったんやったら降りてからも言うな！」とキレる宇治原さん。ちっちゃｗ
菅ちゃんが「ああ、おったなぁ。俺ちょっと挨拶したで」としれっと言うと、初耳だった宇治原さんは目を丸くして「お前も見てたんかい！　しかも挨拶て！　なんで言わな……（こらえて）ん〜〜、で、でもお前は今日までずっと言わなかったからエエわ！」　菅ちゃんは許しちゃうんだｗｗｗ

んで、菅ちゃんは昔めっちゃ尖ってたけど、宇治原さんとは逆にどんどん丸くなってきている、という話に。お前穏やかなったよなぁ、と目を細める（ファンフィルターですごめんなさい）宇治原さんだったが「俺がキレやすくなったんはお前がまるくなったからや。お前のそういう話を聞けなくなったから鬱憤がたまってんねや」と言い出し……。

まるくなったのは確かだが、最近キレた話もあるよと菅ちゃん。

宇「言ってェー！」ｗｗ　菅ちゃんの武勇伝が聞きたくて仕方の無い相方（ヘタレ）ｗ

■菅ちゃんVS麻雀店のちんぴら
マッサージに行こうとした菅ちゃん。目的のマッサージ店は雑居ビル（1フロアに数件のテナントが入っているタイプ）の1角だった。マッサージの前にトイレ行っとこ、と思った菅ちゃんは、そういう建物の常として、フロア共通のトイレがどこかにある（各テナントにはトイレが無い）のが普通だと思い、フロアを探して回る。麻雀店の隣にそれらしき扉を発見し中に入ると、トイレではなく簡易シャワーだった。なーんだと思いそこから出たら、目の前にちんぴらが。
「そこでなにしてんねん」「いや、トイレ行こう思って…」「そこトイレちゃうやろ」「そうですねスンマセン」
絡まれる菅ちゃん。ちんぴらは雀荘の人間らしく、トイレなら雀荘の中やと言う。そんなわけあるかい。「どこ行こうとしてたんや」と聞かれ、マッサージだと言うと「あそこは女性専用や」
あ、そうなんすか、と答え帰ろうとすると「麻雀はやらんのか」と言われる。どうやら雀荘に連れ込みたい（金をとりたい）らしい。やりません、と言って背を向けて階段を下りて帰ろうとする。
すると突然男は声を荒げて「お前なんやねんコラァ！！！」と威嚇してきた。

菅「俺のこと知らんみたいで、まあこんな、言うたらおぼこい見た目やからなめられたんやな」ｗｗ

自分のことをおぼこい、と表現する33歳ｗｗｗ
（話が前後するが、若い頃キレた話（京大芸人にも載ってる、府大でのネタ合わせ中に工事現場のオッサンに絡まれた話）をした時に、「焼酎の瓶投げられて足元でパリーン！　割れて、もう菅ちゃんおかんむりですよ」って言ってたのも笑ったｗ）

菅「でも俺、菅ちゃんやん？（笑）　もうそれでプッツーンきて、振り返って、」

菅「誰に言うとんのじゃゴルァァァァァ！！！！！！」ｗ

おーこわっｗｗｗ 　08ベストオープニングコント「ベスト刑事」の「誰がチョッキじゃコラァァ！」の勢いですｗ　たぶんリアルはもっと相当迫力あったと思うｗｗ

まさかこんなにちっちゃくてカワユイ子がそんな恐ろしいなんて思ってもみなかったちんぴらは、すっかり萎縮して「…いや…勝手に風呂場入ったりするのはいけないと…思いますし…」とゴニョゴニョｗ　更にドスをきかせて反論する菅ちゃんｗ　そのへんのヤンキーなんて裸足で逃げ出すホンモノの怖さみたいなもんがあります。
ちょうどそのタイミングで、1階に入っている大阪王将の店員が出前を持って階段を上がってきて（よりによって今月宣伝部長だった大阪王将ｗｗ）「あっ！　菅ちゃん！」
ちんぴらも相手が芸人だったことに気づいて、丸く収まったとさ、という話。

宇治原さん、大喜びｗｗ　満足げにぐったり椅子に座って、

宇「あー、エエわー。エエわー。俺、お前のキレる話、大好き！」
菅「ほんならこれ（ホワイトボードに書いてある「工事」というテーマを指差して）なんかもキレた話やで。引くかもしれんくらいマジな話やけど」

宇「（椅子からずり落ちそうになるくらいのけぞって、切ない表情で）言ってェーーー！！！？」

宇「話してェーーー！？（懇願ｗ）　あと、つまみとビールゥゥ！！」ｗｗｗ

あーもう、ここの一連の流れ大好き！！　菅ちゃんの話が聞きたくって居酒屋感覚の宇治原さんが可愛すぎる！　ってかアナタは相方の怖い話で酒が飲みたい人なんですねとｗ

■菅ちゃんVSリフォーム工事
8階に住んでいる菅ちゃん。最上階である9階部分で、リフォーム工事が始まった。それが平日の9時から18時までで、ドリルのドドドドっていう音なんかも朝から全開で、想像を絶するうるささだった。耐え切れなくなって金曜日に業者に電話。工事は仕方ないが、せめて午前中は音の少ない工程でお願いできないか、と頼む。業者、快諾。
土日は工事が無いので静かに過ごし、明けて月曜。
朝9時から、ドドドドドドドドーーー！！ｗｗ　守ってねえｗ

菅ちゃん、管理会社に電話し「工事やめさせろー！！」（←これまたものすごいドスのきいた巻き舌でｗ）

客席「（笑）」
宇「そんで？」

菅「工事なくなった」

客席「ええーっ！！？」（←ライブ中一番デカく声が揃ったｗ）

どよめく客席にふたりから、そういう法律があるんだと説明が入る。マンションの工事は、住民との合意が必要条件で、合意が得られない、ってなったら工事ができないのだと。ほーん。に、しても菅ちゃんの破壊力…。めっちゃ怖かっただろうな、管理会社の人…ｗ

菅「俺、間違ってないよなあ？　1回言うてるんですよ。約束してるんですよ」
宇「間違ってない！」

宇治原さん、超満足ごちそうさま、っていう感じで胸の辺りをなでながら「あー、楽しい。あー、満足。すっとした」と恍惚の表情で座っていましたｗ　変なコンビｗｗ

■おまけ30分
冒頭で今日は90分くらいと菅ちゃんが言っていたのだが、ここで菅ちゃん袖を見て、「えっ！　もう90分たった！？」
客席からエー！　の声。

菅「あっという間やなあ」
宇「これ、朝までできるなあ」←やってほしい…。
菅「テーマすら全然話しきれてないやん」
宇「これ。裏もあったんですよ実は」

客席びっくり。ロザンふたりでホワイトボードを裏返すと、小さな字でびっしり書かれた時事トピックスが！！！　終わるわけねえｗｗこのペースだと3日かかるわｗ

まあせっかくだからちょっと見てみよか。ということで、結局そこから更に30分、トークというかお勉強大会が始まった。

・衆議院選挙の仕組みがいまいち曖昧、という菅ちゃん。
なんで小選挙区で落ちた人が比例代表で繰り上げ当選みたいなことになんの？　と宇治原さんに質問。宇治原さんの説明を真剣に聞き、すこし考えた後「バーターってこと？」
最初はバーターって抱き合わせって意味やぞ？　と苦笑していた宇治原さんだが、菅ちゃんの言いたいことを理解し「なるほど、あながち間違ってない」と。まあ長くなるので説明は省くが「俺が東京のクイズ番組で出演権を2枠確保して、もう1枠にお前を呼ぶ感じや」という話になり、なんだかほっこり。かつわかりやすかった！

・裁判員制度について
裁判員制度の話から、世界中に派遣できるプロの裁判官集団を作ったらエエやん、と想像を膨らませる菅ちゃん。宇治原さんは、でも日本だけでもそうとう人員が不足している、という話から、ロースクールの問題点に言及していた。nich嬢に聞かせたかったなー。

・TOBってなに？
Take over bid。宇治原さんさすが。

・保釈金の基準って？
こいつはこんだけ取っとけば逃げへん、という額。イトマン事件は6億だったけど逃げた。「俺らが捕まったとき、宇治原はクイズいっぱいでてるから300万、菅は60万くらいでエエかみたいに差がついたら嫌やな〜」ｗ

芸能ネタも書いてあるのに、ふたりが選ぶのは政治や経済の話で。やっぱり賢いふたりだなあ、と思う。菅ちゃんは、こういう話を宇治原さんに説明してもらうのが好きなんだなー、っていうのがよくわかる。宇治原さんも、菅ちゃんの、物事をちゃんと咀嚼してうまく例えてみたりする部分を好いているのだろうな。

残り時間も少なくなったところで、政党同士の関係がよくわからんから、サザエさんで例えて欲しい。と言い出す菅ちゃん。
「そういやなんかお前、前から言ってたなあ。しよか」

スタッフさんに新しいホワイトボードを持ってきてもらって（そして「消せばよかったやん」と気づくふたりｗ）菅ちゃんがサザエさんの家系図を書き始める。そこに政党を当てはめていくわけだが…見事だった！
サザエさんは自民党。サザエさんと夫婦のマスオさんは公明党。ここはあんまり仲間がいない。サザエさんと仲の悪いカツオが民主党。カツオ一派の花沢さんと中島は社民党と国民新党。ワカメちゃんは「こいつはよくわからんねん。サザエにもカツオにも好かれてるし、波平にもあんまり怒られへん。でもあんまり怒ってもらえへんことを気にしてたりもするんやけどな」と菅ちゃんがワカメちゃんの微妙な思春期女子の心情まで気にしたところで「じゃあどっちつかずやから共産党や」と宇治原さん。見事な連携。
波平とフネが新党日本と改革クラブで、サザエの子供だけど時々わけのわからんこというタラちゃんがみんなの党で。…が、言ってることがわけのわからんのはイクラちゃんやと宇治原さんがツッコミ、やっぱりみんなの党はイクラちゃんにｗ
完成！　すごいです。そしてポツンと残ったいささか先生。それはあそこでしょう、ねえ？　Happyをrealにするらしいあそこｗ

そうしてたっぷり2時間。手を振るふたりに拍手して、幕が閉じて、幸せな時間が終わりました。ライブのレポとしては以上です。長いだけの文章にお付き合いいただき有難うござい