桐ノ院整体院サルベージ倉庫

2009-2011頃のロザンライブレポ倉庫です

2009年11月30日 初サイン会体験翌日の日記

サイン会に行かれた他の方の感想と各スポーツ新聞の記事を見てはじめて知ったが、菅ちゃんきのうストール巻いてたのか。そんでベージュの服着てたのか…。それ、この前の京橋花月ブログに載ってて超似合っててドギマギした格好じゃないか。


ご存知の通り私、いつも執拗に服装チェックするのに、まっったく目に入ってなかったっていう。どんだけテンパってたんだ、っていう話です、こんばんは。

 

昨日の流れをだらっと書きます。例によって長いから注意。

品川花月1回目→2回目→サイン会のハシゴ。
1回めは菅ちゃん側。さすがにこれだけ来てるとリアルでお会いしている人以外にも「この人見たことあるなぁ」って方がちらほら。そういやこの前AGEAGEで隣に座っていた方を京橋花月でも見かけたのだが、関西の方だったのかな。
そして遭遇したロザ友Cさん、なんとまたお隣の席w
またしても幕が開く前に流れるペガサス幻想。おおトップバッターか。それにしてもこの曲はイントロからかっこいいよなー。いい出囃子ですわホント。

団体さんがいっぱいで2階まで満席。ということで「僕たちのこと知ってる人ー」から始まって、ネタは丁寧めな子供→とく。「とく」の選択肢がグダグダになる、というアレンジが入った(例えば「僕は何の魚の開きが〜」の選択肢が「アジの開き」「がわいえやす」「とく」のような感じ)くらいで、そんなにキャッキャしていない優等生な感じだった。
んで2番手に出てきたオール阪神・巨人の漫才がうますぎて感激。鬼奴さんは出てきただけで腹筋が震えた。奴さん最高。「鬼MAX」生で見られて幸せ。そして初ほんこんさんの新喜劇がべっくら面白かった。ほんこんさん好きだなー。
あとシベリア文太は「笑う妖精」で暗算してる姿を見てから超ツボなのだった。おっと脱線脱線。

2回目までの間に、カフェに入ってふたりに渡す手紙を仕上げる。実は土曜日に飲み屋でひとりで書いていたのだが、いざ書こうとしたら何を書いても違うのだ。こんなに毎日ロザンのことを長々書いているのに、もうあまりにも思いが発酵しすぎて3周くらいまわって本人に伝えたいことがなくなってしまった、みたいな。
とりあえず宇治原さんの方から書いてはみたが、酒飲みながら書いてたらどんどん気持ち悪い感じで愛を語りそうになり、だめだこれ直前に勢いで書こう…と諦めた次第。
そういうわけで怒涛の1発書きでなんとかふたりへのお手紙完成。字も文章もぼろぼろだったと思うが読み返すと破りたくなるだろうからそのまま封をした。

2回目。今度は宇治原さん寄りの席。この人たちに後で会えるの? というのがこの時点ではまだ現実味が無い。
当然サイン会のあるロザンがトップ。洋服は1回目と同じで、菅ちゃんは最近よく着ているスーツ(COWCOWよしさんブログに載ってたのと同じね)、ただ靴がいつもの白ソールの丸いやつではなく、シンプルな黒の革靴になっていた。宇治原さんは、えんじ色のジャケットにセピア色の風景画っぽい白カットソー、いつものジーンズ(もっこりして見えるやつ・苦笑)に茶色の革靴。
ネタ的には子供→とくで同じだったけど、2回目のほうがのびのびしてた。会場の反応も2回目のほうが少し大きかったかな? ピーマンの妖精のくだりで「ねえねえ僕を食べてよー」あたりで軽く笑ってしまう菅ちゃんw 宇治原さんいつもの流れで突っ込んだ後「途中でばかばかしくなって自分で笑うのやめてくれへん?」ww

 

さて。行くか…。と。
プリンスシアターのトイレで軽く化粧を直していたら、急にドっと冷や汗が出てきた。心臓が口から出そうで、吐き気もしてきて、手の汗が止まらない。
生ロザンは何度も見てる。今日だって最前列で2回も見てるし、ネタ中に客席を見やるその目線が合ったこともある。でも。それでも。だからこそ。

山手線に揺られながら、いてもたってもいられなくて無駄にmixiのボイスに書き込みまくる。ふとロザンコミュを覗いたら、整理券が無いけど一目でも見られたらと思って会場に行く、と言っている女の子を発見。あわてて、1枚余ってるけどいかがですかとメール。
会場に着くと、Nさんに声をかけて頂く。直接お会いするのは初めてだけど、トークの時に私を見て顔を覚えて下さっていたそう。可愛いお子さん達を見て、緊張がすこしなごむ。するとOさんやYさんなど、トークでご挨拶させて頂いた方々に続々と遭遇。お話している間は自分を保てるので有難かった。

そうこうしていたら、mixiでメッセージを送った子から連絡。是非! とのお返事を頂き、無事お取引。私よりロザン歴は長いが、学生さんのためまだライブに行けていないから初ロザンとのこと。嬉しそうなその子を見て、ああ2枚取ってよかったなあ、と思う。
並び列が分かれてしまった女の子2人組に順番を譲ってみたり、ロザンファンには優しい気持ちになる自分(苦笑)

エレベーターに乗り2階に行くと、厳重に囲まれたパーテンション。チラリと、ふたりがいるのが見えて、心臓を握りつぶされたような感覚に陥る。


並び列からは宇治原さんの姿だけが見えた。ひとりひとりの目を見て、少し微笑んで握手をしているのがわかって、もはや頭の中には「どうしよう」って言葉しか浮かばない。息の仕方がわからなくなってめまいがする。とにかく、ありがとうって、ありがとうございますってことだけは言いたい…と何度も繰り返し同じことを考えていた。

そして。

目の前に、菅ちゃんが現れた。

まず目を見られて、あの顔で、ありがとう。と私の大好きなあの声でふんわり言われて、それで全ての思考回路が停止した。
想像では、もっとハツラツというか「菅ちゃんだぴょん!」みたいな感じの営業スマイルなのかと思っていたが、疲れているからだろうか。穏やかに微笑んでいて、ゆったりとしたオーラで、ふわふわと柔らかい物腰で、その場の空気が溶けていく甘い魔法がかかっているような空間。
なに、このひとの、目。
涙目?って思ってしまうほどうるうるキラキラしてて、思い返すとむしろゾっとする程、くらくて深い、底が見えない黒。
吸い込まれるとはまさにこのこと、という状態になりながら手紙を渡す。またありがとう。と受け取ってくれて、私の名前を書き始める菅ちゃんに、わずかに残っていた意識を必死に振り絞って爪を見せようと手を出した。

「あの、出版記念で、これやってきました」

菅ちゃんが書く手を一瞬とめ、私の手を見る。宙ぶらりんの状態で手をかざしていたから、手がブルブル震えていることに今更気づき、これじゃ爪どころじゃねえよ…と恥ずかしくて消えてなくなりたい気持ちになりながら、手をテーブルの上に置いて固定する。

「へえー。すごいなあ。こんなんできんねやー」
やっぱりふわっと言われて、もう泣きそうになりながらネ、ネイリストさんの努力の賜物です、などと余計なことを口走ってますます混乱。
テーブルから手を離すと、私の汗でビショビショにw
や、やばい!と動揺していたら握手を求められ、び、びしょ濡れなのに! と完全にショートした頭で握手。たぶん、両手だったんだろう。それも優しくてふわっとしてて、全然思い出せない。
最後に目を見てなんか言わなきゃ、と思い、出てきた言葉は
「こ、これからもよろしくお願いします」
なんだそれwww これからも応援してます、とか言うつもりだったのにw 菅ちゃんは私によろしくした覚えないだろうよwww と頭の中はセルフ突っ込みでパニック。一瞬「?」という顔をした菅ちゃん、でもまたやんわりと「ありがとう」


これで全ての体力を使い果たしたようなコンディションのまま、宇治原さんの前へ。サラサラとサインを書き始めてるその綺麗な顔を呆然と見ながら、思うのは菅ちゃんと握手した自分の手が汗まみれだったよどうしよう、という後悔ばかりで、つい
「あの…手、ビショビショですけどすみません…」と別に言わなくてもいいことをまた言ってしまう。
書きながら、「いや、エエですよ」とクールに答えて、パッと顔をあげ、手を差し出されて、握手をする。
私、あの奥目が好きで。あの奥目がほんとうにかっこよくて! な、なんなのこの人かっこよすぎるでしょ! と若干引きながら、何か言わなきゃとアワアワ。
結局「これからも劇場通います」って言ったのかな? もうホント菅ちゃんでHPが0になっていたので、宇治原さんのターンは完全にぬけがら状態だったのだ。宇治原さんのことも150%全力で大好きなのに…


どうやって本を受け取ったのかも覚えてないくらいヘロヘロでブースを出ると、整理券を譲った子が待っていてくれた。話しながら、膝が完全に笑っていることに動揺する。手もガクガク震えてて、もうこんなの辛いわ…とさえ思った。
彼女と別れ、終わったら会いましょうと言っていたSさんと合流。そこで、宇治原さんに手紙を渡すのを完全に忘れていたことに気づく。あああ〜!! これがあったらもうちょっとはやり取りできたかもしれないのにーー! いかに私が混乱していたかを実感しながら、戻って係員の人に託してきた。
そして思い返してみたら、一番言いたかった「ありがとう」を一言も発しないまま帰ってきてしまってたんだった。なんてこと…。まだまだ自分のことしか考えてないのだなあ(泣)


そんな感じでぽやん、と宙に浮いたような状態のまま、ご連絡いただいたロザンファンの方々数名と飲みにいった。おりしも時刻は19時。宇治原教育学院…じゃなかった平成教育学院スペシャル、家に帰るまで我慢できないファン心理。
ということで、居酒屋の席でめいめいが黙りこくってワンセグを見つめる、という奇妙な集団にww

とりあえず見ながら「うわー」「なにこの番組…!」「うそー」「予想のはるか上をいったよ…」というような事ばかりを皆で繰り返し呟いていた。大きいテレビでみんなで見たかったなー!
そして家に帰って見直した2時間スペシャル。
早送りできる箇所がほっとんどありませんでした。で、やっぱいろいろしゃべくりたいので学院についてはエントリ分けます。なんというロザンデー。