桐ノ院整体院サルベージ倉庫

2009-2011頃のロザンライブレポ倉庫です

3組3様ライブ③

今回の更新分は、野生爆弾ワールドです。私、ここ数年で一番爆笑した気がします。息ができなくて脳細胞がかなりの個数死滅していく音が聞こえたので、何度も言いますがレポと言えるほどのものにならないと思います。そのあたりご了承頂ければ、お暇な時にでも、どうぞ。では以下から。すんごい長いですので注意。

 

暗転中の舞台。袖から出てくる人影。みんな暗くておぼつかない足取りで、そろそろと歩いている。4人目くらいでちっちゃい影が登場。あ、菅ちゃんだ、と思ったら、その腰のあたりを前へならえのような体勢で腕を伸ばしてつかんでる(か、つかんでないかギリギリくらい。とにかく自分が歩くための支えにしてる)長身の黒い影が。まさか・・・。と思った瞬間明るくなる会場。

立ち位置が現れて、やっぱり菅ちゃんの後ろにいたのは宇治原さんということが判明。もー! もーー!! あなたどんだけ可愛いんですか!!

くぅ「野生爆弾のコーナー。赤子狩り~!

FUJIWARA&ロザン「え・・・?」

もうタイトルだけで怖い! 横溝正史ですか!? 会場もざわざわw
宇治原さん、舞台からひょい、と観客席頭上(舞台の左右)にあるスクリーンを見て「ホンマに『赤子狩り』って書いてある・・・」と苦笑。

冒頭でフジモンから、野爆のコーナーは出入り自由、アカンと思ったら(プリンスにある水族館で)イルカ見て癒されてから帰ってきて下さい、と伝えられていた問題のコーナー。誰一人ルールを理解していない状況で、くぅちゃんが仕切る・・・というか独演会。
今から皆さんに赤子を授けます、と言ってくぅちゃんが袖にはけ、長い紐のようなものと一緒に赤ちゃんの人形を持ってしずしずと現れる。ひー怖い! 赤ちゃんの人形はすごくラブリーなのに長い紐がなんか嫌な予感がして怖い!
まず右端に立っていたフジモンに「豊臣秀吉様のご子息さまでございます・・・」と恭しく赤ちゃんを献上。戸惑いながらも赤子を受け取るフジモン。人形は子供がミルク飲ませて遊んだりするやつ(代表作:ぽぽちゃん)みたいな感じで、とってもかわいらしいのだけど、フジモンが力なくそれを握ると足や手がブラーンとなってやっぱり微妙に怖いw

 

f:id:tounoin:20171018161159j:plain

 

(参考画像)


1回1回袖にはけていっては新しい赤子を連れてきて(もうこの時点で「人形」っていうか「赤子」としか思えないくぅちゃんマジック)、「明智光秀様のご子息さまです・・・」「前田利家様の・・・」と次々渡していく。
4番目に並んでいた宇治原さん。「俺、誰の子供やろ」とちょっと楽しそうw

くぅ「真田幸村様のご子息さまでございます・・・」

おお(笑)と、ちょっと嬉しそうな宇治原さんww うれしいんかいww
そして期待が高まるラストの菅ちゃん。うわ、俺だれかな-。って、戸惑いつつもニコニコv 日本史好きだからねー。

くぅ「加納典明様のご子息さまです」wwwwww

菅「なんでや! いらんわ~!!(ものすごくがっかりした顔で)」

会場大爆笑ww菅ちゃんがいじられ役w

菅「ただのエロいおっさんやないかい!! おれだけ、嫌や~(泣)」

菅ちゃん、また野太い声で雄叫び。宇治原さんに「こらこら」とかたしなめられてたようなw それにド迫力でガンを飛ばすくぅちゃんww

その後、プリンスシアターのあの空間にいた、くぅちゃん以外全員の頭に「?」が浮かぶ的を射ないルール説明がしばし続く。とにかくその赤子を、一緒に持ってきた紐で背負って奪い合いをし、相手の赤子を「殺したほうが」勝ち、と。

引き潮のようにドン引く客席w 原西さんか誰かが、要は、相手の持っているものを奪ったらいいんやな、と柔らかくまるめる。騎馬戦の要領ですな。

対戦相手を決めるくじ引きをすることになり、箱を持ってくるくぅちゃん。皆がそれぞれ「1」とか「4」とか番号が書いてある紙をひいていく。最後に残った菅ちゃん、ちょこちょことくぅちゃんの所に行ってくじを引こうとすると、
くぅ「お前は5番に決まってるやんけ!」と、ひかせてもらえないww 

いやだー! 菅ちゃん弄り!! 新鮮vvv


ひいたくじの順番に沿ってスタッフさんがホワイトボードにトーナメント表を書いていくのだが「宇治原」「城野」など書いてある中、なぜか菅ちゃんだけテキトーな書体で「スガ」

菅「僕だけ・・・っ(笑)」

か、か、か、か、かわいいいいいいいいいいい!!! いかん! 取り乱す! でもゴメン可愛いしか言えない! 言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズン!
いやですね、私ロザン好きになってから見てきた映像って、全国で見られるもの以外は、関西で弄られてる宇治原さんが主だったんですよそういえば。WEST SIDEの時の菅ちゃんは、ダンスできないだの不器用だの言われてるけど、なんだかんだで皆に甘やかされてる感じだったし。今こっちで見られる番組では、スターの宇治原さんの隣で「お前なんなの?」って弄られて「僕はなにもしないですー(笑)」なんてダメっ子装ってるときもあるけど、こうやって芸人仕事でいちびられる姿ってもしかしたら初めて見た? って気がして。
んでまたあのちっちゃくて可愛い子がからかわれてる様っていうのはあれですね、もし私が中学生なら「やめなよ男子ぃー!」とかやっちゃいそうなキュン感があるわけですよね。
あれしまった、こここんなに広げる所じゃねえよ(苦笑) 次行きます次。

赤子は一緒に持ってきた長い紐で背中にくくりつけるという説明。皆自分では付けられないので、くぅちゃんがひとりひとりの背後に回って装着してあげることに。その際、後ろから耳元に顔を近づけ、なにやらゴニョゴニョ囁く。内容は「ナンチャンはカニが怖い(←私このエピソード昔ナンチャンがしゃべってるの聞いてたw)」とか「三井ゆりは横浜で雑貨屋をやっている」とか、すごくどうでもいい情報ww
またこの、赤子のくくりつけられ方がヒドい。おんぶの状態ではなくて、おぶっている人の背中合わせ(つまり赤子は観客の方を向いている)で、首元をしめられたり両腕バンザイの状態になっていて、いわばキリストの磔の状態。これがえらい可愛い人形なもんだから、もう、超シュール。なぜか私の頭の中では「踊る赤ちゃん人形」っていう不安感いっぱいの歌(by大槻ケンヂ)のタイトルがぐるぐるまわっていたことよ。
くぅちゃん1人がくくりつけ係なので、やたら時間がかかる。すると、ただ待ってるだけのロザンふたりに、くぅちゃんが敵意を剥き出しにw

くぅ「お前らなにぼーっと待っとんねん! 自分らでつけろや!」

え・・・これもしかしてロザンがお互いの背中に赤子をくくりつけるっていうホノボノ光景が見られたりする・・・? と一瞬ドリー夢があふれ出すが、こんなの自分じゃできへんもん~。と、甘えん坊末っ子主張炸裂のロザン2人。ちきしょう、今日のロザンは可愛いの大安売りだな・・・!

いよいよ宇治原さんが赤子を付けてもらう番。がたいの良いくぅちゃんが、宇治原さんを両手で羽交い締めにするように背中から密着し、耳元で何かごにょごにょ。
とたんに、今まで見たことがないくらい爆笑して腰が砕け、座り込んでしまう宇治原さん。笑いすぎて立てないww

「宇治原、なんて言われたん?」

宇「(声にならない笑い)『俺はお前らの漫才、高く評価してる』って・・・w(また突っ伏す)」

会場大爆発www私笑いすぎて喉から変な音出たw

宇「いや、それはありがたいし嬉しいですけど、なんで今・・・(笑)」

いやもうホント、くぅちゃんすごすぎる。ここでこの台詞をチョイスするセンス!
ここだけじゃなくて、FUJIWARA野生爆弾の言動は本当に色々と思うことがあって、すごく感銘をうけたので最後に総括として追記します。とりあえずレポを進めなくては。

そんな熱気に包まれたムードの中、ラストの菅ちゃん。くぅちゃんの体の中にすっぽり収まって、くすぐったそうにしている菅ちゃん、かわいい・・・。赤子をくくりつけてもらって、菅ちゃんも大笑いしながら座り込む。菅ちゃんはなんて言われた? と聞かれると・・・

菅「僕だけ何も言ってもらえなかったんですけど・・・(笑)」wwwwwくぅちゃん天才ww

全員の赤子装着完了。第1回戦は宇治原さんVS原西さん。

赤子を奪い取ればいい、とは聞いたものの細かいルールがわからない面々。くぅちゃんが舞台真ん中に貼ってある白いテープを指さし、宇治原さんに向かって「お前はここから動いたらダメ」と。

原西「俺は?」
くぅ「フリーで動いていいです」wwwなんだそれww

わけもわからず試合開始。1点から動けない宇治原さん。原西さんは自由なので、宇治原さんの背後に回ってあっさり赤子ゲットw
なんだこれ。。。と全員がキョトンとする中、

くぅ「ハイ12秒でしたー今ので!」

今度は攻守交代、宇治原さんがフリーで動いて原西さんの赤子を取る、との説明。
会場もなんとなく煙に巻かれた感じで思わず「あー」と言うが、「いや、『あー』やあらへん!」と宇治原さんwwごめんなさいw
12秒以内で原西さんのを取れれば勝ちだということで、だったらそれを先に言えよ! と皆がご立腹ww

宇治原さんは果敢に攻めるが、原西さんの動きが機敏でなかなか取れない。そうこうしているうちに「ハイ12秒たったー! 宇治原の負けー」と強制終了ww

今のなんだったんだろう・・・。と、皆がうなだれていると、くぅちゃんがトーナメント表に赤ペンで、宇治原さんが勝ち進んだように線を書いていく。え? え? 宇治原さんの負けだったんでしょ? 逆じゃない? とざわざわする客席。

くぅ「(原西さんに向かって)勝ち上がったからお前はもうやらなくていい。もうやりたくないやろ? こんなん」wwwちょっとw自分が提案したゲーム全否定www

なんとなく皆、ああ、うん・・・そうだな・・・。みたいな雰囲気になって、第2回戦。カオスです。

第2回戦はフジモンVSロッシーVS菅ちゃん。いきなり3人、しかも全員フリーで動いていいとかで、もうルールなんてあったもんじゃありません。とりあえず素直にやる3人。真ん中に立っていたフジモンが、右手でまず菅ちゃんの赤子を奪い、左手でロッシーの赤子を奪い、あっさり終了。1番最初に取られた菅ちゃんが負け、ということで、よくわからないまま決勝戦(「決負戦」だけどな厳密に言うとw)はロザン対決ということに。
あー、このへんもくぅちゃんの気遣いなのかな、と勘ぐってしまうのです。そのへんはやっぱり最後で。


ロザン対決。赤子をもう1回くくりつけるのが面倒になったのか、決勝戦は手に持った赤子を自由に奪って良い、と。ここでくぅちゃんの謎の指示。

くぅ「しばらく決着がつかないで、エエ感じに時間が経ったら、音楽が流れるんでそしたらスローモーションになって下さい」

スロー?? 戦ってる人だけじゃなく見てる人たちも、と言われ、見てるだけなのにどうやってスローになんねん、と皆が突っ込むも、無視され対決スタート。

宇治原さんが長い手足を生かして、覆い被さるように菅ちゃんの赤子を取ろうとするが、菅ちゃんも腕を左右に振り回して取られまいとして・・・
・・・っていうかなんだこれ、じゃれあってるだけだよね・・・。2人ともニヤニヤ半笑いで、「待てぇ~」「捕まえてごらんなさ~い」「やったなぁ~☆」みたいな・・・。・・・ペットショップでじゃれ合ってる猫を想像しました、なんでしょうこの爽やかさ・・・。

そんなこんなでキャッキャしてると、中華っぽい妙な音楽が流れる。ちゃんとスローになるロザン、と残りの人たち。

あーもう、ここから笑いすぎで前を見ていられなかったので、細かい動きが見られなかったのが残念でならない・・・!!

 

スロー再生の速度で動く面々。するとくぅちゃんもスローに舞台袖にはけていって・・・赤い如意棒(かなり長い)の様なものをふりかざして再登場。頭の上でくるくると(スローに)棒を回転させて、般若の形相で菅ちゃんの方向に向き・・・。スローで、ギョっとした表情を作っていく菅ちゃん。
ゆっくりと、如意棒が振り下ろされ、菅ちゃんが手で守っていた赤子を叩き落とす。
「あ あ あ ~! 赤 子 が ~ ~!!」(脳内アテレコ)という驚愕と悲しみの表情を(スローで)作ってのけぞる菅ちゃん・・・ゆっくり逃げ惑う宇治原さんの赤子も落とされ、「ナ ハ ア ア ~」という情けない顔を作ってがっくりとする宇治原さん。ロッシー、原西さんの赤子も次々になぎ倒され、最後に赤子をかばって倒れ込んだフジモンの赤子を、棒の先で一突き・・・。全員の赤子が倒された中、くぅちゃんが中央でポーズをとって、音楽終了・・・。

この一連が全部超スローモーションで・・・。たとえて言うなら金八先生第2期で加藤と松浦が逮捕される時に音声が消えてスローになって、加藤のお母さんがパトカー追いかけてきて転ぶシーンみたいな荘厳さです。なんだそれ。
もう、くぅちゃんが菅ちゃんの赤子を振り落としたあたりで笑いすぎで涙腺崩壊、慌ててティッシュを出し涙をぬぐうが、息はできないわ、声はでないわ、目の前では地獄のような光景がゆっくり繰り広げられてるわ、もうなにがなんだかわからなくて会場の音も何も聞こえなくなってました。たぶんあの、ほんの数分間、プリンスシアターは異次元に飛ばされていたんだと思う。このまま続いたら死ぬかも、って思った。

ホント、よしもとの団体芸・・・というか、芸人さんのすごさっていうのを強烈に思い知った。特になんの打ち合わせもしてない、良く理解していない状況でも、いざ舞台の上で何かが始まれば全員が演じられる素晴らしさ。壇上にいた6人のひとり残らず、カンペキに息をあわせてくぅちゃんワールドで踊っていた。思い出すとまだ笑えるけど、なんだかむしろ感動すら覚える。
たまに「そのへんの芸人なんかより俺の方が面白いぜ」とかいう勘違いがいたりするけど、じゃあこの舞台に立ってどれだけ動けるのか、って問い詰めたらできないと思う。プロの芸人さんって、やっぱり本当にすごいです。

音楽終わり、悪夢から覚めたようになって、一斉に「なんだこれ!」と言い出す面々。ほんとだよ、なんだこれ(笑)
みんな寝起きみたいな感じで呆然。観客は笑いすぎでゼエゼエ。おめかししていつもより厚めに塗ってたアイシャドーがどうなってるかしら、なんてことも考えられません(笑)

くぅ「大変遺憾ながら・・・1人の赤子も守ることもできなくて・・・(涙をこらえながら)」ww

お前がやったんだろ! と総ツッコミww

くぅ「魔導師から赤子を守って欲しかったんですが・・・」

あれ魔導師だったんだwww
でもフジモンが一番最後まで身を挺して赤子を守ろうとした、とほめられる。あ、そ、そうか。と戸惑うフジモン。そのフジモンの肩を小突いて、

くぅ「いい父親になるぜっ!」wwwwww

なぜかパラパラと拍手する観客。集団催眠だわww

で、きっちり舞台に向き直ったくぅちゃん(と、控えめにロッシーも)が「コレで野生爆弾のコーナーは終わりです、ありがとうございました」と真面目に締めて、コーナー終了。
子供のいるヤツの考えることとは思えない・・・と首をひねりながらはけていく皆ww
舞台暗転。

 

い、いや~。ごめんなさい。私の文章力ではこれが限界でした・・・。なんかあちこち文章めちゃくちゃだろうと思うけど、もうこのまま上げます。失礼しました~。